私はずっと猫を飼っていて、今も4匹の愛猫に囲まれて生活しています。
生き物なので当然最期の時に立ち会うこともありましたが、今でも忘れられない愛猫がいます。
白くて長い毛が特徴だった「もち」は食べることに少し難がある子でした。
ものすごく食べムラがあって、一度に少量ずつしか食べないのでとても手がかかる子でした。
そんな子だったので人一倍大事に大事に、溺愛して育てていました。
そんなある日の年末、もちが急に体調を崩したので急いで動物病院に行ったところ即日入院させることに。
突然かわいい我が子と離れることに気持ちの整理もつかぬまま、何かあったらすぐに連絡くださいと伝えてその日は帰宅しました。
そして年が明けた元日の朝、亡くなったと病院から連絡がありました。
まったく状況が理解できないまま病院へ向かったのですが、雪が降っていたことだけは覚えてます。
その事があったからでしょうか、私は雪とお正月が嫌いになってしまいました。